勉強会のご案内


名古屋徒手医学勉強会

毎月1回、土曜夜の勉強会

当研究所では毎月1回、第3土曜日の夜に総合的な徒手療法・手技療法の定例勉強会を開催しております。様々な内容の勉強会を順次開いているので途中からの参加も可能です。

月に一度、仕事の後に集まり学ぶ勉強会で、質の高い治療をめざしている方、医科学的な論理も知りたい方、やる気ある方は参加条件を確認の上ご連絡下さい。

 


2025年スケジュール

令和7年2月からは参加者からの希望に応え「徒手療法と頭蓋療法に役立つ神経学:脳神経コース」を開催いたします。

参加希望の方は参加条件をご確認の上、事務局までメールにてご連絡下さい。

 

脳神経コース:残席わずか

2月15日:脳神経Ⅰ、Ⅱ

3月15日:脳神経Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ 眼球運動1

4月19日:脳神経Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ 眼球運動2

5月以降の脳神経講義は日程が決まり次第掲載します。


当会が考える徒手医学(マニュアル・メディシン)とは?

そして、一般的な徒手療法との違いは・・・

国内ではまだマニュアルメディシンという言葉がほとんど知られてなかった30年以上前にマニュアルメディスン研究会を発足し、さまざまな国際徒手療法の医科学を先駆的に追求されてきた大場弘先生が提唱するManual Medicine の概念「国際的な徒手療法であるオステオパシーとカイロプラクティックそれに欧州豪州のマニュアルセラピーを含め徒手医学全般を総称する名称」という考えに当会は賛同し勉強会を開いております。

 

ただし、理学療法士の方々が教えている運動器疾患に対し構造的、機械論的な考えで行う一般的な徒手医学、徒手療法とは異なります。

当会が考え、実践する徒手医学はオステオパシーやカイロプラクティックと同じく”自然医療としての哲学”を重要視しております。そして、治療に関してはバイオメカニクスなど生体力学的な理論も当然考えた上で、それ以上、つまりリンパ系と血液循環、脳脊髄液を含む体液の流動性、身体の本質的な呼吸とエネルギー、内臓の問題、神経学的問題のほか精神性と感情も考慮しながら、”身体統合”を目的に 運動器のみでなく循環系、神経系、頭蓋、内臓などにも徒手的な操作を施しカラダ全体の調整を行います。

 

そして、なによりも「生命力 Life Force」を大切にした臨床を心がけております。


CONTENTS

 

1.基礎:筋骨格系の検査と調整

 ■脊柱、骨盤の評価と矯正

・頚椎、後頭骨Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ

・胸椎

・腰椎Ⅰ、Ⅱ

・仙骨、骨盤Ⅰ、Ⅱ

・尾骨、恥骨結合

 

■四肢:上肢・下肢Ⅰ、Ⅱ

 

2.総合治療

■カラダの触れ方Ⅰ、Ⅱ

■内臓Ⅰ〜Ⅴ

■頭蓋Ⅰ〜Ⅴ

■胸郭

■上部頚椎Ⅰ〜Ⅳ

■TMJ 顎関節

■DISC 椎間板Ⅰ、Ⅱ

■軟部組織

■リンパ循環、体液循環

■内圧を利用したリリース

■自律神経の臨床

■神経学的診断

■神経筋機能の評価

■その他、臨床トピック

 

※椎間板Ⅰ、Ⅱの内容

・腰椎および頚椎椎間板ヘルニアに対する椎間板と髄核矯正の診断法

・マッケンジーテクニックと屈曲伸延テクニック

・DISCリハビリテーション

 

※内容は変更することがあります、あらかじめご了承ください。

 

3.徒手療法に役立つ神経学コース

このコースはカイロプラクティック、オステオパシー、柔道整復、鍼灸などの臨床に役立つ実践的な内容となっております。また、特に頭蓋療法を実践される先生には重要な内容となります。詳細は下記「神経学コース」の項目をご参照下さい。

 

開催日時:毎月1回、第3土曜日 1900〜21:00(1時間ほど延長することあり)

会場:当研究所

参加費:10,000円

参加条件:専門的な内容ですから解剖学と生理学の基礎知識が必要です

以下の3項目をクリアすることが条件です

1、柔道整復師、鍼灸師、あマ師などの医療資格者またはその学生。その他、2年以上のカイロ学校などを卒業している方。あるいは、当グループが許可した方。

2、対象は初学者から中級者まで

3、やる気ある方

 

お問い合わせ、申し込み: mmsgnagoya@gmail.com

氏名、住所、勤務治療院名、職種をご記入の上、メールにてご相談下さい。

※数日経ってもメールの返信がない場合はお手数をおかけしますが 052-896-2113までお電話をお願いします。


徒手療法と頭蓋療法に役立つ

神経学コース

Neurology Course

 

本コースでは大学や専門学校では学べない治療家向けの実践的な神経学的検査法や神経学的アプローチを学びます。そして、我々の診療に大切な自律神経系に関しては検査から治療まで特に詳しく講義しております。神経学的な思考と治療法をマスターするとこれまでとは全く違ったアプローチを考えることができ治療の幅も深さも広がります。

 

適応症:

自律神経の問題、難治性の腰痛や頚部痛、神経痛、むちうち、頭痛、めまい、平衡障害、突発性難聴、顔面神経麻痺、更年期障害、機能的な消化器の問題、過敏性腸症候群、うつ、不安、不眠、他にもいろいろ

CONTENTS

1.脳神経:

臨床で特に重要な脳神経では解剖学、神経生理学、検査と治療テクニック、脳神経リハビリ、臨床応用のコツなどを学びます。脳神経の深い知識は一般徒手療法のみでなく、特に頭蓋療法を実施する方には重要なコンテンツとなります。

 

・脳神経Ⅰ、Ⅱ

・脳神経Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ 眼球運動1

・脳神経Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ 眼球運動2

・脳神経Ⅴ

・脳神経Ⅷ 蝸牛神経

・脳神経Ⅷ 前庭神経1

・脳神経Ⅷ 前庭神経2

・脳神経Ⅸ、Ⅹ

・脳神経Ⅺ

・脳神経Ⅻ

 

 

2.中枢神経および自律神経系:

・自律神経系 ANS

・小脳Ⅰ、Ⅱ

・大脳、大脳基底核

・前頭葉の評価と対策

・大脳バランスの評価と調整法

・神経リハビリ

・神経統合マネジメント

・慢性疼痛の神経学的戦略

・自律神経失調症、うつ、不眠の臨床

・めまい、平衡障害の臨床

 など

 

※内容は変更することがあります、あらかじめご了承下さい


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